通称カエル池調査

ここでは、2009年平成21年5月3日に保木脇字堂ノ上、通称カエル池一帯を調査した記録を紹介します。

 保木脇字堂ノ上の通称カエル池一帯調査
                                            2014 H26 01 13
 保木脇字堂ノ上の通称カエル池一帯を調査した記録を紹介します。

 1通称カエル池イラスト図
 上図は、保木脇字堂ノ上の「通称カエル池」と呼ばれる場所で、1500年頃の弓ケ洞谷下流は青線(弓ケ洞谷下流旧3番目谷筋)を流れていたと地質者から聞いた。そうすると1500年頃の弓ケ洞谷と庄川の落ち合う場所の北に帰雲城か屋形(城主の住まい)があったと考えると、通称カエル池一帯になることから現地を幾度か調査した。

 2009 H21 05 03、保木脇公衆トイレ跡に車を止め歩き、田口プラントから南を目指し道のない雑木林のなかを歩いて約10分ほどで、通称カエル池と呼んでいる場所に着いた。


 2通称カエル池2004 H16 04 10
 この2の写真は2004 H16 04 10撮影で、通称カエル池両側が高くなっているのが分かると思う。この池の右側(南)が通称台地と呼ばれる地形である。この池の上にある木の枝にカエルの卵が産み付けられていたことから、「通称カエル池」と呼んで、調査時の場所の目安にしているのである。


 3通称台地から東2009 H21 05 03
 この3の写真は、通称台地北東から東を見た地形で、台地東が一段と低くなっており、その東に小山が国道156号線に沿って続いているのである。この小山の東が斜面で、斜面下が国道156線になる。通称台地から東を示すと、台地→底部→小山→斜面→国道156線になる。


 4通称台地から北東2009 H21 05 03
 この4の写真は、通称台地北東から北東を見た地形で、写真中央右の白線に別の小山がある。この小山は、通称カエル池の東になる。


 5カエル池図
 この5図では、通称カエル池一帯にあった地形を記録したもので、カエル池東が低くなっており小山があった。カエル池北は岩が散乱していた。カエル池南に高さ約2mの「通称台地」があり台地東に小山が国道156号線に沿ってあった


 6通称台地断面図
 この6図は、5図中の「F~F‘」を断面にしたもので、高さ幅は正確でないが凡そで見て参考になればと思う通称台地の高さが約2mでその東の底部は深いその東の小山が国道156号線に沿って続いている。台地西の斜面下の場所は湿地のようになっている。

 おわりに
 現地調査で、通称台地の四面は東西南北であると確認したはずだが、メモが見当たらない。今まで幾度かこの通称カエル池一帯を調査したが、まともな記録を残していなかったことが悔まれる。
通称台地は何だろうか? 
小山は堆積物なんだろうか?