ここでは、2002年平成14年9月14日に58鉄塔から西にある尾根を調査した記録を紹介します。
58鉄塔西尾根調査
岐阜県大野郡白川村保木脇の弓ケ洞谷北の58鉄塔から西にある尾根の調査を行った。
2002 H14 09 14、午前中O氏と58鉄塔から西にある尾根の調査を行った。この尾根はかつてから山城の遺構があると思われる場所である。気温24℃。
1図 保木脇58鉄塔一帯図
1図で弓ケ洞谷北に、高圧送電線第58鉄塔がある。この58鉄塔西に尾根が続いている。
58鉄塔南から林道を西に歩き、斜面を登り尾根に出た(標高約790m)
2図 尾根上の道
2図は、尾根上で道幅は狭い。
尾根上は登りになっている。進むと尾根上に窪地があった。この窪地は木が倒れた根元の株のような窪地跡に思えた。
3図 尾根上の窪地
この窪地は、木が倒れた根元の株跡ではないかと思われる。
尾根を更に進むと今度は大きな岩があった。尾根上の傾斜は緩やかな場所もあったり、登ったり、緩やかな傾斜地を歩いて標高約930mまで調査した。尾根上に山城の痕跡と思われる遺構は確認できなかった。
4図 尾根上の大岩
尾根上に大き岩があった。
帰り、尾根から外れた東辺りに斜面の裂け目と思われる場所があった。以前、新渕城跡を調査した際帰り、麓近くでも斜面に裂け目(亀裂)を確認している。
5図 58鉄塔西斜面の裂け目
位置は、58鉄塔から西の斜面に裂け目があった。
おわりに
58鉄塔から西にある尾根上に山城の遺構は確認できず、何もなかったという結果を得たのみだった。